事業案内
京都府防犯モデル分譲マンション認定制度
趣旨
道路、公園等の公共施設や住居の構造、設備、配置等について、犯罪防止に配慮した環境設計を行うことにより、犯罪被害に遭いにくいまちづくりを推進し、府民が安全に、安心して暮らせる地域社会を実現するための「安全・安心まちづくり」を推進する施策の一環として、マンションの新築又は改築に際して施工主の申請によって審査を行い、防犯上犯罪被害に遭いにくい構造、設備を備えた一定の基準を満たしていると認められるマンションを「防犯モデルマンション」として認定・登録し、マンションにおける防犯環境を向上し、もって府民の防犯意識の高揚及び犯罪の予防等に資することを目的とする制度です。
概要 (平成26年4月1日改正)
(1)実施主体
一般社団法人 京都府防犯設備協会
(2)審査委員会による審査・登録
実施主体である京都府防犯設備協会々長から委嘱を受けた、社団法人京都府建築士会所属の一級建築士及び京都府防犯設備協会所属の防犯設備士により構成する「京都府防犯モデルマンション登録制度審査委員会」により審査を行い、合格したものについて防犯モデルマンションとして登録する。
(3)審査基準
「別紙「京都府防犯モデルマンション審査基準」のとおり。
なお、今後、「防犯優良マンション認定・登録制度(全国制度)」への移行(予定)の際や、日々進歩する防犯設備の高度化にあわせて、随時、審査基準の見直しを図ることとする。
(4)登録及び登録証(金属製プレート)の交付と掲出等
- * 上記審査委員会において「審査基準に適合する」と認められたマンションについては、これを「京都府防犯モデル分譲マンション認定制度」として登録し、施工主又は管理組合に「登録証」(金属製プレート)を交付する。
- * 登録証(金属製プレート)には登録を受けた年度を表示する。
- * 交付を受けた登録証(プレート)については、これをマンション出入口の人目に付く個所に掲出をして防犯性能の高いマンションである事を内外にアピールすることにより、居住者はもちろんのこと地域住民に対しても防犯意識の向上を図ると共に、当該マンションに対して不法に侵入を企図する者の犯意の抑制を図り、もって犯罪の未然防止に資するものとする。
- *被登録者(事業主又は管理組合)に対しては、自主的な防犯活動を促進するため遵守事項を設け、京都府防犯設備協会及び警察がこれを支援する。
(5)協会ホームページ掲載による公開と広報
登録済みのマンションについては、京都府防犯設備協会のホームページに、事業主名・設計業者名・施工業者名等を掲載して公開し広報を行なう。
(6)手数料
審査手数料及び登録料を徴収する。
建物の延床面積(m²) | 事前相談料 | 審査手数料 | 登録料 |
2,000m²未満 | 40,000円 | 240,000円 | 20,000円 |
2,000m²~2,500m²未満 | 同上 | 245,000円 | 同上 |
2,500m²~3,000m²未満 | 同上 | 250,000円 | 同上 |
3,000m²~3,500m²未満 | 同上 | 255,000円 | 同上 |
以後500m²増す毎に | 同上 | 5,000円加算 | 同上 |
複数棟住宅 | 同上 | 同上 | 追加登録証1枚15,000円加算 |
- ※審査手数料等については、別表通り。
- ※事前相談後に申請者側の都合により申請をしない場合には、事前相談料はお返し致しません。
- ※申請受理後に申請者側の都合により取下げられた場合には、申請手数料はお返し致しません。
- ※未申請の事前相談有効期限は事前相談日から1年間となります。
- 期限が超える物件は再度、協会規定の手数料をお支払の上事前相談をして頂きます。ご了承下さい。
- ※記載された手数料は予告なしに変更されることもあります。
重要事項
お申込みの際は下記をご一読ください。
【事前相談】
- ※事前予約及び設計見積り段階1ヵ月前に協会規定の申込書に必要事項を記入の上お申込下さい。
- ※相談日までに協会規定の事前相談手数料をお振込下さい。
【申請申込】
- ※事前予約及び竣工年月日半年前までに協会規定の審査手数料をお振込の上申請手続きをして下さい。
- ※協会規定の誓約書及び事前相談の指摘事項に基づいた図面ファイル3部を提出をして下さい。
- ※書類不備は受付できないことがあります。ご注意下さい。
【中間現地審査申込】
- ※事前相談の指摘事項を対策の上お申込下さい。
【最終現地審査申込】
- ※中間現地審査時の指摘事項に基づいた図面作成及び図面番号順の写真を提出して下さい。
- ※竣工図提出
- ※新たな指摘事項については随時書類を提出して下さい。
- ※警備会社契約書は必ず提出して下さい。
【審査委員会】
- ※第1 第3水曜日のみ開催となります。
【登録手続き】
- ※推薦状・登録プレート交付は審査委員会1週間後となります。
京都府防犯モデル分譲マンション登録審査員名簿
京都府防犯モデル分譲マンションの登録審査員名簿一覧をダウンロードしていただけます。
*必要なファイルを選択し、右クリックで「対象をファイルに保存」
京都府防犯モデル賃貸マンション登録制度
趣旨
本制度は、大学生を始めとした一人暮らしの若い女性が多く住む集合住宅の性犯罪被害防止などを目的としたもので、 京都府防犯設備協会が、防犯カメラ等の防犯機器や照明器具の設置状況など総合的な審査を行い、 基準に適合した賃貸マンション・アパートを「京都府防犯モデル賃貸マンション」として認定し、認定証及び認定プレートを交付するものです。
京都府大学安全・安心推進協議会
この制度は、大学生を始めとした一人暮らしの若い女性が多く住む、集合住宅の性被害防止を目的とし、京都府大学安全・安心推進協議会の専門委員会(性犯罪対策)などで検討された制度です。
推奨
京都府警察、京都府、京都市
協力団体
公益財団法人日本賃貸住宅管理協会京都府支部、一般社団法人京都府建築士会
認定制度の流れ
申請から認定の流れ
(1)申請の計画
京都府防犯設備協会にご連絡のうえ、『京都府防犯モデル賃貸マンション書類フォーム』を入手してください。申請はオーナー自らが行う、もしくはオーナーから委託された管理会社や防犯機器設置業者が行います。
(2)申請書作成
基準書を基に現地診断を行い事前チェックシートの記入と現状調査写真を作成、その他添付資料を合わせて『申請キット』を完成させます。
判定が困難な場合などは、当協会に事前相談・診断を依頼することが出来ます。
既築の場合は既築事前相談・現地診断申込書、新築の場合は新築設計サポート申込書を提出ください。(有償)
※申請書作成が技術的に困難な場合は、京都府防犯設備協会に所属する防犯設備士資格者に個別に発注する方法があります。
(3)申請書提出
公益社団法人日本賃貸住宅管理協会、もしくは京都府防犯設備協会において申請を受け付けます。申請時に基本費用の納付が必要です。
(4)申請チェック
担当審査員が申請書をチェックし、指摘事項があればメールもしくは電話にてアドバイスを行います。
(5)着工
申請書及び審査員のアドバイスを基に施工を実施してください。
(6)設置届提出
施工完了後、設置届チェックシート・試験結果報告書・完成写真等『設置届キット』を提出してください。
(7)書類(写真)審査を実施
書類審査の結果、適合の場合は8: の現地審査を行います。不適合箇所があった場合は申請者に是正通知を行います。
(8)現地審査
設置届出キットを基に現地審査を実施します。
- ※現地審査にて、是正事項があり再審査が必要な場合は、別途再審査費用が必要となります。
(9)認定登録
設置届出キットを基に現地審査を実施します。
- ※現地審査にて、是正事項があり再審査が必要な場合は、別途再審査費用が必要となります。
認定費用について
登録・認定基本費用 | I類 | II類 |
基本費用合計 | 25,000円 | 25,000円 |
├登録手数料 | 10,000円 | 10,000円 |
└認定審査費用 | 15,000円 | 15,000円 |
追加費用 | I類 | II類 |
再検査費用 | 15,000円 | 15,000円 |
追加登録プレート | 2,000円 | 2,000円 |
既築事前相談・現地診断 | 20,000円 | 20,000円 |
新築設計サポート | 100,000円 | 150,000円 |
定期点検 | I類 | II類 |
定期点検手数料(3年1回) | 15,000円 | 15,000円 |
資料ダウンロード
制度概要、ポスター等、啓蒙資料
申請資料
京都府防犯モデル駐車場登録制度
趣旨
道路、公園等の公共施設や住居の構造、設備、配置等について、犯罪防止に配慮した環境設計を行うことにより、犯罪被害に遭いにくい街づくりを推進し、もって府民が安全に安心して暮らせる地域社会を実現するための「安全・安心まちづくり」を推進する施策の一環として、駐車場の新築、又は改築等に当たり、施工主等の申請により一般社団法人京都府防犯設備協会が車上狙い等の犯罪被害に遭いにくい構造、設備の基準を満たしていると認められる駐車場を「防犯モデル駐車場」として登録し、駐車場における防犯環境を整備し、もって府民の防犯意識の高揚及び犯罪の予防等に資することを目的とする制度である。
概要
(1)実施主体
一般社団法人 京都府防犯設備協会
(2)認定審査委員会
一般社団法人 京都府防犯設備協会 理事会より選任された防犯設備アドバイザーで構成する
(3)審査基準
「京都府防犯モデル駐車場審査基準」のとおり。
なお、今後、防犯設備の高度化にあわせ随時審査基準の見直しを図ることとする。
(4)登録
審査基準に適合する駐車場を「京都府防犯モデル駐車場」として登録し、施工主又は管理会社に「登録証(プレート)」を交付、駐車場に掲示することができる。
(登録証には審査を受けた年次・登録NOを記載する。)
被登録者に対しては、自主的な防犯活動を促進するため遵守事項を設け、一般社団法人京都府防犯設備協会・京都府警察及び京都府防犯協会連合会がこれを支援する。
(5)手数料
審査手数料及び登録料(平成20年8月26日改訂)
駐車台数 | 審査手数料 | 登録料 | 備考 |
50台未満 | 30,000円 | 20,000円 | 申請時に納付 |
50台以上100台未満 | 60,000円 | 20,000円 | 申請時に納付 |
100台以上150台未満 | 90,000円 | 20,000円 | 申請時に納付 |
150台以上200台未満 | 120,000円 | 20,000円 | 申請時に納付 |
200台以上 | 150,000円 | 20,000円 | 申請時に納付 |
※申請受理後に申請者の都合で取下げをされました場合には申請手数料は返金致しません。
(6)広報
登録駐車場は「京都府警察本部・一般社団法人法人京都府防犯設備協会ホームページ」に記載する。
申請から登録までの流れ
対象
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京都府下に所在する公営・市営の駐車場(管理者等)で有料・無料屋内・屋外等の形態は問いません。
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事前相談申請をされます方は事前に事務局までご連絡を頂きますと、担当審査委員(当協会長が委嘱した防犯設備アドバイザー)を派遣し、申請から登録に至るまでご指導をさせて頂きます。 |
認定申請
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申請書類(登録申請書・審査物件設計書等)
審査手数料 登録時登録手数料 |
一般社団法人法人 京都府防犯設備協会
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申請受理
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書面審査
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京都府防犯モデル駐車場登録制度審査基準に基づき実施
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現地調査
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京都府防犯モデル駐車場登録制度審査基準に基づき担当審査委員が審査
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認定審査委員会
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書面審査・現地調査の結果を基に認定審査委員会で基準に適合しているか否かについて検討。審査結果について報告を行う。
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一般社団法人京都府防犯設備協会
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審査結果等の検討
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申請・登録
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認定審査委員会の報告を受け、「犯罪防止に配意した構造・設備等を有する駐車場」として登録した旨を表記する「登録証」を交付する。
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京都府防犯モデル駐車場
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防犯モデル駐車場プレート設置
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京都府防犯モデル駐車場登録者の遵守事項
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|防犯相談・防犯診断・防犯設計・防犯講話・展示
防犯相談・防犯診断
「侵入盗」「駐車場での盗難」等についての防犯対策の相談。一般住宅・マンション・駐車場の現場を対象とした防犯設備士による防犯診断を実施しています。
防犯講話・防犯機器の展示
府警本部及び各警察署、各防犯団体、府・市町村、その他団体、民間会社等からの依頼に基づいて、当協会の防犯設備士が防犯講話・防犯機器の展示、実演を行っています。